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第九感想(長文) 投稿者: 鈴木雄三 投稿日:2007/11/16(Fri) 20:07 No.14  
 サマコン感想に引き続きまして、早大創立125周年記念「第九」の感想を投稿いたします。前回と同じくSNSよりの転載ですので、文体がかなりくだけている点はお許しいただきたいと思います。 

 10月21日は早大創立125周年目の創立記念日で、この日にあわせてさまざまなイベントが行われたようです。私は妻を相手にキャンパスツアーをし、一区切りついたところで、この日最後のイベント、「第九」に向かった。ベートーベンの作品125であるところが、偶然とはいえまことにイベントにふさわしかった。

6時開場のところ5時過ぎには並んでしまったため、センターでしかも足をのんびり伸ばせる良い席を確保することができた。巨大スピーカーが2個使われていたため、音のバランスの良さげなところを選んだ。

第1楽章はオーケストラだけで始まった。せっかく特設の椅子が作ってあるのだから、合唱団も初めから入っていればいいのにと思ったのは私だけだろうか。第九は合唱のない50分間もまた格別なのだが。

冒頭のピアニシモ、スピーカーからは割と大き目の音が出る。これがフォルテシモになったら大変だと身構えたが、意外とおとなしかった。指揮者がけっこうオーソドックスな守りの音楽に終始し、大音量でも吠えさせなかったことによる。私はもっとアグレッシブな音楽が好きなのだが。ドラマティックの極みというべき再現部冒頭も平和に通過する。第2楽章でも感じたのだが、ティンパニの姉ちゃんがまたおとなしいこと。皮の1枚や2枚破くくらいの気迫が欲しかった(言いすぎです)。

それにしても、普段CDで何気なく聞き流してしまうところが、演奏者にとってはひどく大変なことがわかるのは、こういう演奏会の貴重なところ。時々弦楽器の音程が揃わず音がざわつくところが散見されたが、妻に聞くと「ああいう高音域で細かい動きをするのは大変なのよ〜」とのこと。CDになるようなプロの偉大さが再確認できた。

第3楽章前にようやく合唱とソリストがご入場。その第3楽章だが、冒頭、2番目に入るファゴットがひどくちぐはぐなタイミングだった。指揮がよく見えなかったのだろうか。

お待ちかね第4楽章、「歓喜のテーマ」が始まり、じわじわと音量を上げていく場面は何度聴いても興奮する。先にいろいろ書いたが、オーケストラのアンサンブルそのものはなかなかのものだったと思う。

さてバリトンソロ。・・・音量デカすぎだって。音響さんにはもう少しバランスを考えて欲しかった。おかげでソリストの発音のカタカナぶりが露骨に目立ってしまったではありませんか。

合唱は初々しい熱演。語尾の子音のタイミングなど、よく練習した跡が窺えほほえましかった。

テノールソロ、・・・うーん、嫌い。第九という音楽とはまるで異質の発音と音色を奏でているように思われた。なんか場違いなものを感じた。

さて音楽はいよいよ高潮しクライマックスへ。合唱が終わりオケは終結に向けてブチキレ疾走モードに達するはずなのに、最後の最後、打楽器が明らかに音をヌイてしまい、フォルテ3つをフォルテ1つにしてしまったような、不可解な終わり方をした。最後の音はそれこそ楽器をブチ壊す位の入魂の音が欲しいのにフニャッと終わってしまった。えっ、終わっちゃったの?と言う感じ。

直後に盛大なブラボーが起こったが、まあ、ああいう手合いは10秒前くらいからスタンバイしていて、最後の音はよく聴いていないに違いない。私には白々しいことこの上なかった。

とまあ、またもやケチョンケチョンな文になってしまったが、イベントとしては大いに盛り上がったし、合唱は文句なしの熱演だったので、まあ良しとしましょう。

それにしても、パンフ、各団体代表挨拶で、他のところはみな幹事長が文を書いていたのに、なぜ早大合唱団だけ、第九担当(渉外)が書いたのだろう?団長がいつものノリで「ちわっす、早大合唱団です★よろしくお願いしまっす!」などと書いて急遽差し替えになったのだろうか?・・・冗談です。


サマコン感想(長文) 投稿者: 鈴木雄三 投稿日:2007/09/20(Thu) 20:11 No.12  
遅ればせながら、サマコンの感想をアップいたします。機関紙に載せるスペースはないと思うが、ここなら大丈夫でしょう。

けっこう色々な人が来てくれて、珍しいところでは33期上杉義麿さん。「浜松は三重から行く気になるギリギリ東端」なんだとか。来年の55周年もぜひよろしくお願いしておきました。

ほか、香川から39期鴨ちゃん。言葉がすっかり香川弁なのが年月を感じさせる。体重は0コンマ1トン未満をキープしているそうです(笑)。そして、宇唯・薫子夫妻、森本、ちはる、河合と、行動派40期の面目躍如といったところ。河合君は実家なのである意味お約束かもしれません。

余談ですがコンサート終了後、この辺の面子とうなぎを食べに繰り出した。浜松のうなぎは初体験でしたが、関東風のさっぱりとも、関西風のこってり(ギトギト?)とも違う、中庸を行く味わいで美味しく頂きました。

さらに、エキナカで量り売りしていた地酒「花の舞」純米生酒が、しっかりした味わいでこれまた美味しく、片道9千円強掛けて浜松まで行った甲斐があったというもの。ちはるや薫子も同じお店で買っていた。

おっと、本題はサマコンでしたっけ。(笑)

まず、今年は入場無料だったのが画期的。これならあたりの時間は純粋に宣伝だけでよく、合宿期間も1週間程度に短縮できて、心・体・お財布に優しい。大都市で稲門会が強力で、集客が見込めたという追い風もあったが、コロンブスの卵だと思った。あたりでは身も心もすり減らしたもんなあ。

さて、会場の、市教育文化会館(はまホール)は、年季は入っているものの優れた音響を持ち、ホール最後方で聴いても声がビンビン飛んで来る。だからというか、紐であちこちの座席をふさいであったのはセコくて感心しなかった。私のように後ろで聴くのが好きな聴衆もいるわけだし、客がまばらになったって別にいいじゃないと思った。実際、なかなかの盛況だったのだし。

開演に先立ち、地元の児童合唱団との共演で浜松市歌が演奏された。地元団体との共演は昨年もあり、よい企画だと思った。児童が最前列でのびのび歌う様子が実にほほえましい。が、なにぶん大学生と一緒だったので、彼ら独自の歌声はどんなものかいまいちわからなかった。時間や先方の都合はあると思うが、1曲くらい独自で歌ってもらってもいいと思った。(ちなみに40期からは、このときの歌声が最も美しかったという恐ろしい意見が・・・。)

児童が退場し、校歌。今年は新入生が50人も入り壮観。団長のキャラもあり(黒田を100倍パワフルにしたようなお笑い団長)雰囲気がよく、みんな自分なりに元気よく歌えているのはよくわかった。が、発声がこれからなので声が軽い・浅い(特にベース)。テナーからはいろんな声とピッチが聞こえる(テナーは音色の統一が一番大変なんです)。女声はまあ揃ってるんだけど、後で出てくるソロで露呈したように、のどを詰めた人が多いようだ。あっさり目の曲作り(インテンポのまま終結した)だったのとあいまって、こじんまり終わってしまった印象だった。

さて、今年の課題曲はいずれもタイトルが小難しく、鈴木○昭のような難解な技巧曲か、と不安だったが、聴いてみるとどれも親しみやすく演奏効果に富む面白い曲でほっとした。冷静に考えれば、賢明な現役諸君が、初心者も多い中、いたずらにエグい曲ばかり選ぶわけはないのだった。

さて1ステは今売れっ子の千原英喜作曲「淀川三十石舟唄」「那須与一」というアカペラ曲。実際は民謡や唱歌がベースになっているので親しみやすい。余談だがここ数年は必ずアカペラ曲を入れるようにしているようで、よい傾向。この上は外国曲に取り組めばいいのになあ。我々の頃からどうも食わず嫌いだよね。歌ってみると難しいどころか楽しいのに。

さて演奏は、だんだん声のエンジンがかかってきた感じで、全体としては好印象だが、まだ譜面づらをなぞった域にとどまる。例えば、那須与一が、矢が当たるよう神に祈る場面があるのだが、外れれば自害して果てるしかないという命がけの切羽詰まった精神状態を表現してほしかった。他にもけっこう場面転換のある曲なので、場面ごとの表情の変化にメリハリがほしかった。

とはいえ、歌心とやる気は感じられるので、テクが付いた日には末恐ろしいです、はい。ちなみに、那須与一(屋島合戦)のエピソードは香川県ネタなので、鴨ちゃんが嬉々として最後の唱歌を歌っていた。

ちなみにこの曲集は小道具が凝っていて、講談の雰囲気を出すため、ハリセン(講談用語では「張扇」)を用いるシーンがあったが、奏者が自分の手に当てていたため、音が不発気味だった。やはり講談らしく机などを叩いたほうが迫力が出ると思った。

2ステは「みんなのうた」。94年私や39/40期もこのテーマで歌ったので懐かしかった。1、線路は続くよどこまでも 2、ちいさい秋みつけた 3、北風小僧の寒太郎 4、グリーングリーン 5、ハメハメハ。3曲目の後、指揮者交代。3・5は94年と共通なので聴き比べてしまう。

列車に乗って四季をめぐりましょう、というコンセプト。四季を秋冬春夏とめぐること自体は荻久保「復活」にも見られるのでさほど抵抗はなかったが、問題は1と4がカリスマ作曲家信長貴富の編曲だったこと。転調がとにかく目まぐるしく、合唱団はそれへの対応で精一杯だった。というか、正確に歌えていなかった。本当は4など番手が多いので表情の変化が欲しいところだが、現状では厳しい。それでもこの曲は最後盛大に盛り上がって終わったが、続くハメハメハの遊びが足りず何とも中途半端で、尻切れとんぼで終わってしまった。これではステージの終結という感じに乏しい。

「寒太郎」も掛け声がおとなしめで、鴨ちゃんは代わりに叫びたくてうずうずしていたようだ。出だしは音取りキーボードで演奏されていたが、音色が柔らかすぎ沈みがち。やはり口笛とハーモニカ(もしくはピアニカ)がふさわしく思われた。あと、この曲では我々は堺正章や田中星児の節回しを意識したものだが、今回は譜面をなぞって終わっていた。「線路は〜」はタテノリの曲なのにビートが無くなよなよと演奏されていたのが不満。1、3ステが良かった分ポピュラーにしわ寄せが来てしまった印象。

3ステ、鈴木憲夫「永久(トコシナ)ニ」はタイトルからして難解そうで、事実壮大な内容の曲だが、先にも触れたとおり非常に聴きやすく作られており、難しいことを考えずともサウンドに浸るだけで十分味わえる。さすがに合唱団もこの曲に照準を合わせていたのか、声が(発声の問題はそのまま残るものの)ようやく全開になってきた。曲が合唱団の持ち味に合っているのか、流れやメリハリも良く、聴いていて、1・2ステのように細かいことがあまり気にならなかった。指揮者の音楽性の賜物かもしれない(ちょっと自分ワールドの激しい人だが)。難を言うとピアノがソロになる部分で主張が弱かったのが残念。間奏はただ弱いだけ、曲の最後は尻切れとんぼになってしまった。

アンコールは2曲演奏されたが、どちらも知らない曲で、しかもけっこうな難曲。声はよく出ていたものの、アンコール曲としてはどうだろうか。お客はアンコールでは知ってる曲を聴きたいものだと思うのだが。

フロント演奏は「紺碧」「栄光」「夜」。「紺碧」の途中、突然「フレーフレーワセダ」と叫んだ客がいた。稲門会の人か。たぶん酒が入って出来上がってたのだろう(笑)。

「夜」の団長挨拶では、団長の菊谷君が張りのある声で語り、好感が持てた。が、客に断ったとはいえ、途中から背を向け、一年生に語ったのはいただけない。前期の練習と、1週間超の合宿を乗り越えた新入生をねぎらいたい気持ちはよくわかるが、しかし、客を待たせて内輪の話をしちゃいけませんって。打ち上げの冒頭「みんな聴いてくれ!」でいいではないか。同様に、定演でよくある「舞台上での学指揮等への花束贈呈」もいただけない。

なんかケチョンケチョンな文になったが、全体としてはとても楽しめた演奏会でした。浜松まで行った甲斐があった(笑)。


Re: サマコン感想(長文) 投稿者: 鈴木雄三 投稿日:2007/09/20(Thu) 20:20 No.13  

長文お付き合いありがとうございました。合唱団SNSの日記の転載です。同世代を想定して書いたため、文体がくだけぎみの点お許しください。途中唐突に「黒田」とあるのは私の同期38期の人です。


アンサンブル・ヴェルデ ソロとコーラスの夕べ 投稿者: 小田 誠 投稿日:2006/10/30(Mon) 00:40 No.10  
11月24日(金)19時より、杉並公会堂小ホールにて、「アンサンブル・ヴェルデ」の”ソロとコーラスの夕べ”を開催します。S:渡辺久子(3期)、佐々木昌子(17期)、北山秀美(17期)、A:堀宏子(19期)、金子雅子、T:立原敦(14期)、小田誠(15期)、B:産形昭夫(14期)、二見文夫(16期)、Pf:宮川美千代のメンバーです。
渡辺、立原、産形、小田の4名のソロと、映画音楽・黒人霊歌・ロシア民謡などのコーラスを楽しんで頂きます。
入場無料ですが、入場には招待券が必要ですので、ご希望の方は小田までご連絡下さい。


OB合唱団 第5回演奏会 投稿者: 柿谷 功 投稿日:2006/04/11(Tue) 17:19 No.6  
とりあえずチラシだけのせました。wikiから入ってください。


定演 投稿者: KM 投稿日:2005/12/31(Sat) 17:19 No.4  
今年の定演良かったです。中野のホールは2回目ですが、去年あまり良くなかったので どうしようかと思ったのですが うちのものも聞きたいというので いくことにしました。 今年はとても良かったです。 久しぶりに合唱のハーモニーに感動しました。 アンコールではうちのものも涙を流していました。 アンコールもHPで聞けたら と思います。


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