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巣立ちし仲間 : アッキャンが本を出しました
投稿日時: 2004-7-31 10:20:00 (90 ヒット)

アッキャンが本を出しました。

「ぼくの戦争」(秋山勝彦著 かもがわ出版)紹介

 われらがパートリーダー・アッキャンこと秋山勝彦さんが自らの被爆体験を自費出版しました。「ぼくの戦争」です。

 合唱団ではごく限られた人にしか知りませんでしたが、秋山さんは5歳8ヶ月のときに広島で原子爆弾に被爆しました。「(原爆は)乾燥したソラマメをフライパンで炒ってこげるときのような匂い。(それを)ぼくは嫌いでした」。アッキャンは火が出た町を逃げながら、そう感じていたと書いています。その後、ある体験のために被爆体験を封印しました。

 1999年、退職を機に始めた「語り部」活動をつうじて、50年間の封印を解いて「広島被爆体験」を語る決意を固めます。
 「ぼくは心のどこかで話したくてたまらなかったのです。原爆の恐ろしさを、みなさんに聞いてもらいたかったのです」と著書の一節で述懐しています。

 いま、アッキャンは多くの小学校や公民館で、語り部活動をおこなっています。本書はその語りをまとめたものです。
 5歳の子供の目を通して見た原爆、被爆体験を背に過ごした少年期、「原爆の生き残り」という言われなきいじめにあいながら恩師や多くの友人との交流をかてに青春を生きる日々、アッキャンはそれらの日々を子供にも分かる言葉で、時には楽しげに語っています。

 広島に置かれたABCCを訪れたアッキャンは、広島市内地図にびっしりと立てられた色とりどりのマチピンは被災者を示すと知って、ピカドンのあと数日を経ずして亡くなった幼友達をそのマチピンに重ねます。

 私は早大合唱団入部ですばらしい一生の仲間と出会いました(その中に妻も居ましたが)。活動を通じて出合った工場で働く同年代の労働者の仲間との交流など、その後の人生を決定付ける場となりました。いま、退職後の時間の大半を平和運動につぎ込んでいるのも、その源は早大合唱団にあったと思います。最近は日程が合わず、合唱団の集まりに参加できず申し訳なく思っています。県会議員に立候補したときに合唱団の諸先輩はじめ仲間の皆さんから寄せられた支援を今でも忘れません。あれから4半世紀を越える年月がたちました。
いま、アッキャンが被爆の体験を次の世代に伝えたいと取り組む姿に感動しています。同時に平和への思いを共有できることを、誇りに思っています。
(「ぼくの戦争」かもがわ出版刊で1000円、書店で入手可能)
(平山 武久 8期 パート・テナー)



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